セミナーレポート

こんにちは。ミンです。

この前、友達とスパイスカレーに挑戦しました。スパイスって香りを出すものだから、なんか味が足りないって時はスパイスじゃなくて塩とかコショウとかを加えるといいらしいです。スパイスに味があるのだと思ってたびっくり!

先日、ポートフォリオを解説するセミナーに参加しました。

4社の企業さんから様々なお話を頂いたので、ポートフォリオのどんなところを見ているのか、どんなところに気をつけたら良いのか、私なりにまとめてみました。

※ 私が大切だと感じたところをメモしたので、企業さんによってレポートする内容が異なります。

参加したセミナー

日時:2022年6月7日(火) 19:00~

セミナータイトル:「ポートフォリオの法則 UIデザイン編

企画:ViViViT

参加企業:ミクシィグループ・VISONALグループ・sansan株式会社・株式会社Money Forward

内容URL:https://www.vivivit.com/events/principle-of-portfolio/service-design

Sansanが見るポートフォリオとは

名刺管理サービスやクラウド請求書受領サービスなど、働き方を変えるような提案をしています。

「自分の顔が浮かぶようなポートフォリオ」

これから一緒に働く人を探しているので、その人の人となりを知れるようなポートフォリオが求められています。

人となりとは、趣味や特技というよりは人柄や人間性などといった言葉で表されるもの。

だから、より良いものをつくるために、どんな目的意識を持ち、どのように苦労したのかを詳しく書く必要があります。

作品の出来栄えも大切ですが、何を考えて作ったのかのほうをアピールすることが重要です。

VISONALが見るポートフォリオとは

人材と企業を繋ぐ転職サイトであるビズリーチを始め、勤怠管理サービスなど、働く人に特化した提案をしています。

「自分なりに考えた自分らしさが伝わるポートフォリオ」

VISONALは、時代がもたらす様々な課題を、次々と新しい可能性(ビジョン)に変えていくことを掲げています。

だから、制作するものの課題設定をしっかりと持ち、そこから生まれる価値を考える必要があります。

ユーザーの視点に立てているかを見ているので、自分が使う側の気持ちを考え抜くことが大切です。

自分がどんなことを考えたのか、その過程も記録すると良さそうです。

人事の方はポートフォリオを30分かけて見ているそうなので、とことん文字に起こしてアピールしたいですね。

Money Forwardが見るポートフォリオとは

クラウド会計やクラウド勤怠など、全ての人のお金の課題を解決するような提案をしています。

「意識してきたこと、自分自身のデザインの力、考え方をプレゼンするもの」

MoneyForwardは法人向けや個人向け、金融機関向けなど、ターゲットを絞ってサービスを展開しています。

だから、ポートフォリオに載せた作品の各作品の見る角度を絞る必要があります。

同じ学校を新卒として多く受け入れていれば、授業で扱ったものなど毎年同じ作品を見ることになります。どこを見てほしいのか、最初にはっきりと書くことで差別化を図ります。

書く内容が多くなるので、PREP法で構成を決めると見やすくなります。

Point :要点(結論・主張)

Reason :理由(結論にいたった理由・そう主張する理由)

Example:具体例(理由に説得力を持たせるための事例・データ・状況)

Point :要点(結論・主張)

また、 2022年卒のスタッフの人の就活当時のポートフォリオも見せていただきました。

その人はUI・UXデザイナーへ職種を絞ってから、ポートフォリオを作り直していました。

誰にどう伝えるのかも大切なことが伺えます。

ミクシィが見るポートフォリオとは

ゲームアプリやスポーツに関するアプリなど、豊かなコミュニケーションを展開し、つながる場と機会を提案しています。

「ユーザー体験を考えているか」
「思考とアウトプットの2つで作品を振り返っているか」

考えていることと実際に出来上がった作品が繋がっていることが大切です。

作品ができたら、それを振り返ることで時間を得て思考の変化に気づくことができます。

そしてポートフォリオにして伝えるために、作品の順序をまとめたり、構成をわかりやすくしたりして、読み手がイメージしやすい見た目にします。

また、自己分析から、なぜデザイナーになりたいのか、どんな思いなのかを内面的なところを書くと、プロフィール部分を充実させる事ができると知りました。

まとめ

4社の話を聞いて、私はポートフォリオに対する考え方が変わりました。

作ったものを集める作品箱だと思っていました。

そうではなく、なぜその作品なのか、その作品はどんな人に向けて作られたのか、どんな価値があるのか、作品に込められた思いをプレゼンするためのものでした。

これから制作するものに対して、どれだけユーザー視点に立って考えているか、その過程を記録することも忘れないようにしたいです。

最後まで読んでくれた人すごい。かっこいい社会人になるぞ!

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