
楽天のECサイトは一見ダサいように見えるけれど消費者が買いたくなるような趣向が凝らされています。
もっとかっこいいサイトはたくさんあるし、なぜお金も潤沢にある楽天がかっこいいサイトを作ろうとしないのかと思う人も結構多いと思います
ですが、商売と感性としての良し悪しは別にあるのです

単にイラストがかっこいいというだけであっては物は売れません。
ここにデザイナーであることの難しさがあります
僕たちが仮に就職という名目で先を見ているのなら
商売を行う組織に属していると考えねばなりません
なので、芸術という意味でいいものを作るのではなく、商売をするにあたっての良いものを作っていく必要があるとこの楽天サイトは教えてくれるように思います
僕たちが目標設定を間違えずに、正しい努力ができるように、この商売のために作られたサイトを見て、どのような目的でイラストや色や商品の配置、文字の分量、なぜその商品がtopページに存在しているのかなどを学んでいくことによって商売感覚を身につけていくことも僕たちの学びに欠かせない要素であるように感じました
表現の理由
- 文章量が多い
- 伝えたい情報を3つに絞る
- 文字は図に、図は写真に置き換える
ここでは楽天サイトでなぜ以上の三つのような現象が起こっているのか
ざっくりと話していきたいと思います
文章量が多い
実店舗での丁寧な接客を意識させるような長くわかりやすく、丁寧な解説を心がけることで
顧客を大事にしましょう
わざわざサイト上に訪問してもらえたので、不満やストレスのない接客をネット上でも心がけることが必要になります
伝えたい情報を絞る
何が重要なのか顧客に十分伝わるように情報を絞ることでクリックさせたい部分を目立たせましょう
多くの人に閲覧され、多くの人に買ってもらえるのが最終的な目標です
サイトの本当の意味を忘れずにレイアウトを組めるといいでしょう
文字は図に、図は写真に置き換える
わかりやすくなければ伝えたいことも伝わりません
ネット上での競争力は凄まじい物です。このサイトを開くくらいだったらもっと別に面白いものがあるしサイトを閉じてしまおうかなと思われたらそこで終わりになります
図を写真にしたり、商売という物はわかりやすくシンプルである方が売れるのだということが以上のことからもわかります
最後に
見ていて感動する作品を作るのではなく
シンプルでわかりやすいものを意識していかなければいけない
そこにデザインとビジネスの相性の悪さを感じました